【熱血の始まり】小林一三の家系図！松岡修造は曾孫！名だたる企業の生みの親だった！

松岡修造さんと「曾祖父・曾孫」の間柄になっている実業家・小林一三さんの家系図を徹底深掘り！

名だたる企業の生みの親として知られる小林一三さんと熱血キャラでお馴染みの松岡修造さんが親族だったなんて驚きですよね。

さらに、松岡修造さん以外の親戚も超豪華だったことが分かったので、早速小林一三さんの家系図をチェックしていきましょう！

小林一三の家系図！

引用：日刊スポーツ

こちらが小林一三さんの家系図になります。

元東宝社長の松岡辰郎さんなど、子供や孫の顔ぶれが豪華すぎますよね！

日本の経済を支えた実業家たちが家系図に勢ぞろいしている小林一三さんですが、家族構成はどんな感じなのでしょう？

小林一三の家族構成について

引用：Yahoo！検索

こちらが小林一三さんの家族構成です。

由緒正しい家系図を誇る小林一三さんですが、異母弟が3人もいるなんてビックリですよね。

子供や曾孫、玄孫のラインナップも豪華すぎる小林一三さんの家族構成を深掘りしていきましょう！

父：甚八

父・甚八さんは甲州の豪農・丹沢家の娘だった妻・いくさんと結婚。

しかし、妻・いくさんが長男・小林一三さんを出産した後に他界したため、甲州きっての酒造家だった田邊家へと婿入りして、3人の子供を授かります。

父・甚八さんの子供は男子4名でしたが、小林一三さん以外の3人の子供はいずれも田邊家に婿入りした後に誕生。

よって、小林一三さんには異母兄弟は3人いるということになりますね。

本人：小林一三のプロフィール

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鉄道だけでなく、宝塚歌劇団やプロ野球・阪急ブレーブスの発展に貢献した小林一三さんのことを「財界の天皇」と呼ぶ声もあります。

活躍の場は財界だけに留まらず、第二次世界大戦末期には貴族院議員として国政へ進出。

商工大臣時代には官僚時代の岸信介さんと激しく対立するなど、野心家の一面の持ち合わせていました。

異母弟：(長弟)田邊七六

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衆議院議員を7期務め、「カミソリ将軍」の異名を誇った田邊七六さん。

大政翼賛会の主要メンバーで、1946年に公職追放の処分を受けたものの、日本軽金属株式会社を創設するなど、実業家としての活躍も見逃せない人物です。

ちなみに、田邊七六さんの次男・田邊圀男さんも政治家になっていて、山梨県知事を務めました。

異母弟：(次弟)田邊宗英

株式会社東京ドームの前身にあたる「株式会社後楽園スタヂアム」を創設した田邊宗英さん。

よみうりランドの初代社長や新東宝の社長、日本テレビ会長に抜てきされるなど、メディア関連事業の発展に尽力しました。

ボクシング団体「JBC」の初代コミッショナーや競走馬の馬主を務めた人物でもあり、様々な業界の事業拡大に強い興味があったのは間違いないですよね。

異母弟：(三弟)田邊加多丸

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第一勧業銀行の理事や東宝の社長を歴任した田邊加多丸(たなべ・かたまる)さん。

東京帝国大学（現：東京大学）の法科大学仏法科を卒業した後に第一勧業銀行へと入行。

第一勧業銀行の福岡支店長を任されるなど、要職を務めましたが、政治家など他の職業に転身することはなかったようです。

妻：小林こう

夫・小林一三さんは9歳年下の妻・小林こうさんと結婚しました。

関西で芸者見習いをしていた時期があったそうで、小林一三さんが三井銀行・大阪支店で働いている時に知り合ったとのこと。

名古屋へ転勤した時に一度破局していて、小林一三さんが別の女性（お金持ちの令嬢）と結婚したものの、互いの想いが途絶えることはなく、1900年10月にゴールインしました。

バツイチとなった小林一三さんへの風当たりが厳しくなった中、妻・小林こうさんと再婚した後に三井銀行を退職。

再婚きっかけで実業家の道を歩んでいったので、小林一三さんの活躍を後押しした人物が妻・小林こうさんだったのは言うまでもないですよね。

長男：小林富佐雄

東京外国語学校（現：東京外国語大学）出身で、東宝の5代目・7代目社長を務めたのが長男・小林富佐雄さんでした。

56歳の若さで他界したものの、東洋製罐株式会社や帝国劇場の社長を歴任するなど、長男・小林富佐雄さんもありとあらゆる分野で活躍した財界の大物です。

東宝のお家騒動が勃発した1950年には分裂危機を上手く回避させるなど、危機管理能力の高さを示していました。

長女：とめ

長女・とめさんは、梅花高等女学校を卒業したインテリです。

レストラン業界の大手・東京会館の社長だった吉原政智さんと入籍。

家柄が実業家同士の結婚ということになるので、小林一三さんの家系図をより華やかにした印象もありますよね。

次男：松岡辰郎(元東宝社長)

次男・松岡辰郎さんは松岡修造さんの祖父に当たる人物です。

松岡汽船の創業家一族だったのですが、父・小川一三さんの他界がきっかけとなり、東宝グループの社長職を任されることになりました。

後進育成のための「東宝芸能アカデミー」を創設したほか、コマ・スタジアム社の初代社長を務めるなど、東宝グループの多角化戦略のキーマンでもあったのです。

孫：松岡功(東宝名誉会長)

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東宝グループの重鎮ともいえる松岡功さんは小林一三さんの孫にあたります。

日本アカデミー賞協会名誉会長に抜てきされているほか、フジテレビの非常勤取締役に選ばれるなど、日本の芸能界に欠かせない存在になっていますよね。

一方、松岡修造さんと同様に若い頃はテニスに打ち込んでいた時期があり、甲南大学時代にはデビスカップの日本代表にも選出されていました。

曾孫：松岡宏泰(東宝東和会長)

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松岡修造さんの兄にあたり、小林一三さんの曾孫(ひまご)にあたるのが松岡宏泰さん。15代目東宝社長を務めた重要人物です。

曾孫は子供の孫か、孫の子供にあたり3親等になります。

テニスの実力は松岡修造さんを上回っていたそうですが、慶應義塾大学やピッツバーグ大学院で学んでいくうちに経営学への関心が強まり、実業家の道を歩むことになりました。

松岡宏泰さんが強く刺激を受けたのがハリウッドの現場で、映像制作の本場の空気感を日本に取り入れるべく、様々な努力を積み重ねています。

曾孫：松岡修造

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プロテニスプレイヤー時代よりも熱血キャラ感が増している松岡修造さんは小林一三さんの曾孫(ひまご)にあたります。

お兄さんと同じで、小林一三さんのひ孫なので、3親等となります。

アスリート界屈指の元気印ではありますが、テニス選手として挫折を経験したことが強みになっている松岡修造さん。

「挫折を愛する」という新しい考え方を提唱し、イップスに苦しむ若者たちの奮闘を応援していますよね。

玄孫：稀惺かずと

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松岡修造さんの長女で、宝塚歌劇団に在籍している稀惺かずとさんは小林一三さんの玄孫(やしゃご)にあたります。

玄孫は孫の孫にあたり、4親等になります。

「めぐみ」や「つん」のニックネームで親しまれている稀惺かずとさん。

宝塚音楽学校卒業後に105期生として宝塚歌劇団へと加入し、入団5年目の「1789」で新人初主演を果たしています。

小林一三さんが作り上げた宝塚歌劇団に玄孫の稀惺かずとさんが入団する、という漫画でも出来過ぎなストーリーを実現させているのは本当に凄いですよね。

三男：小林米三

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プロ野球・阪急ブレーブスのオーナーや京阪神急行電鉄代表取締役社長を歴任した小林米三さん。

稀惺かずとさんが在籍する宝塚歌劇団の理事長職を経験しており、「宝塚歌劇の殿堂 最初の100人」の中に選出されているほか、関西テレビ初代会長を務めた時期もありました。

宝塚歌劇団の演目にブロードウェイ・ミュージカルの「オクラホマ！」を採用するなど、国際色を取り入れながら宝塚歌劇団の繁栄に尽力した人物でもあります。

次女：春子

次女・春子さんはサントリー創業者・鳥井信治郎さんの長男・鳥井吉太郎さんと結婚しています。

後に3代目サントリー社長に抜てきされる鳥井信一郎さんを授かったものの、夫・鳥井吉太郎さんは31歳の若さでこの世を去りました。