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歌舞伎の女形看板役者・五代目中村米吉さんの家系図を徹底深掘り!
2024年5月に東京の帝国ホテルで盛大な結婚式を挙げ、公私ともに順調な五代目中村米吉さんですが、父が人間国宝の五代目中村歌六さんだったことをご存知でしょうか?
親戚に梨園のエリートが勢ぞろいしている五代目中村米吉さんの家系図をしっかりチェックしていきましょう!
目次
五代目中村米吉の家系図!
こちらが五代目中村米吉さんの家系図になります。
初代中村吉右衛門さんや十七代目中村勘三郎さんなど、歌舞伎界の発展に貢献した名優の名前が家系図に並んでいますよね。
人間国宝の父・五代目中村歌六さん以外にもたくさんの有名人が親戚に名を連ねている五代目中村米吉さんの家族構成はどんな感じなのでしょう?
五代目中村米吉の家族構成について
- 祖父:二代目中村歌昇
- 父 :五代目中村歌六
- 母 :大岡恵子
- 本人:五代目中村米吉
- 弟 :中村龍之助
- 妻 :一般女性
こちらが五代目中村米吉さんの家族構成です。
歌舞伎役者というと兄弟が多い大家族のイメージが強いですが、五代目中村米吉さんは2人兄弟の長男として誕生しました。
父、祖父も歌舞伎界に多大な功績を残したいますので、家族構成を1人ずつ掘り下げていきましょう!
祖父:二代目中村歌昇
手足に障がいを抱えていたため、歌舞伎役者の道を断念している二代目中村歌昇さん。
役者引退後は本名の「小川貴智雄(おがわ・きちお)」に戻し、ドラマの脚本家や映画監督として活躍しました。
二代目中村歌昇さんのつぶらな瞳は五代目中村米吉さんとそっくりですし、女形の血筋をしっかりと引き継いでいることが分かりますよね。
父:五代目中村歌六(人間国宝)
- 1950年10月14日生まれの東京都出身
- 本名は「小川進一」
- 父親は二代目中村歌昇で、萬屋錦之介の甥っ子
- 様々な役柄を演じ切る柔軟性の高い歌舞伎役者
- 2023年に人間国宝となる
五代目中村米吉さんは女形の花形役者ですが、父・五代目中村歌六さんはありとあらゆる役柄を無難に演じこなすオールマイティーな歌舞伎俳優です。
昔から語り継がれている物語はもちろん、現代劇を取り入れたスーパー歌舞伎への出演機会も多く、「ヤマトタケル」など人気作に登場していましたよね。
元々は「四代目中村米吉」を名乗っていましたが、36歳の時に「五代目中村歌六」を襲名。
2023年に人間国宝に選ばれたほか、日本芸術院章や紫綬褒章など、受章歴も数多く、歌舞伎界を代表するトップスターとして現在も活躍しています。
母:大岡恵子
五代目中村歌六さんと1992年に結婚したのが大岡恵子さんです。
「ロスインディオス」というラテン音楽バンドで活動した実績があり、当時の名義は「フローレス」でした。
梨園の妻になってからは表舞台に姿を現す機会が減っている大岡恵子さんですが、「おがわ恵子」の名義で歌手活動を続けています。
本人:五代目中村米吉のプロフィール
- 1993年3月8日生まれの東京都出身
- 本名は「小川修平」
- 7歳で初舞台を経験し、「五代目中村米吉」を襲名
- 18歳になったところで女形役者の道を志す
- 最終学歴は成城大学文芸学部文化史学科中退
- 2023年10月に重要無形文化財に認定され、伝統歌舞伎保存会の会員に選ばれた
澄ました顔立ちなのに、一度話し出すと止まらない「しゃべりすぎる女形」と自称していることでお馴染みの五代目中村米吉さん。
ピンクをイメージカラーにしたり、インスタでスイーツの画像を投稿したり、と梨園のエリートでありながら、一般市民と同じような感覚を持っている点が好感を呼んでしますよね。
インスタライブで2時間トークし続けたこともあった五代目中村米吉さんですが、舞台上ではキリッとした姿を見せていて、プライベート面と仕事面のギャップが激しいところも人気を集める秘訣になっています。
弟:中村龍之助
2000年7月、「宇和島騒動」という舞台で兄・五代目中村米吉さんと初舞台を経験した弟・中村龍之助さん。
五代目中村米吉さんと一緒に播磨屋を盛り上げていくのかと思いきや、2006年5月に舞台出演を果たしてから音沙汰なしの状況が続いています。
歌舞伎役者の一覧が掲載されている「かぶき手帖」など名鑑にも名前が消えているので、弟・中村龍之助さんは既に梨園の世界とは別の分野で活躍しているのでしょう。
妻:一般の方
2024年1月22日、五代目中村米吉さんは「上戸彩さんにそっくり!?」と噂になっていた一般女性の妻・梓さんと結婚しています。
結婚披露宴は2024年5月29日に帝国ホテルで開催され、妻・梓さんの顔画像も公表しており、とても優しそうな顔立ちで、美男美女カップル誕生にネット上も沸き立ちましたよね。
一般女性の妻・梓さんは元から五代目中村米吉さんと顔なじみだったそうです。
2018年頃にラーメン屋で食事をしていた時、入れ違いになったところで五代目中村米吉さんが妻・梓さんの会計を済ませたことが2人の馴れ初めで、6年ほどの交際を経てゴールインしました。
五代目中村米吉と親戚関係の人物について!
- 大叔父(祖父の兄弟):萬屋錦之介
- 従叔父(親のいとこ):二代目中村錦之助
- 従叔父(親のいとこ):二代目中村獅童
- はとこ(祖父母の兄弟の孫):初代中村隼人
五代目中村米吉さんの遠い親戚を調べていくと、二代目中村獅童さんや初代中村隼人さんなど、大人気のイケメン歌舞伎役者の名前がありました。
さらに、昭和の演劇界のトップランナーだった萬屋錦之介さんも家系図に含まれており、梨園のエリートにふさわしい血筋を引いていることが分かりますよね。
続いては、五代目中村米吉さんと少し遠めの親戚関係にある有名人を掘り下げていきましょう!
4親等:萬屋錦之介
昭和を代表する銀幕スターで、歌舞伎役者を辞めて俳優に転身している萬屋錦之介さん。
祖父・二代目中村歌昇さんの弟にあたるのが萬屋錦之介さんですから、五代目中村米吉さんの大叔父の間柄になります。
私生活ではトラブルに巻き込まれることが多かったものの、映画・ドラマで目覚ましい活躍を見せ、梨園出身でも現代劇の作品で十分通用することを証明してくれました。
5親等:二代目中村錦之助
父・五代目中村歌六さんのいとこにあたるのが二代目中村錦之助さん。
五代目中村米吉さんとは従叔父(いとこおじ)の関係性になります。
60歳を超えても第一線で活躍している二代目中村錦之助さんの姿は大きな目標になっているでしょうし、親戚同士で切磋琢磨して歌舞伎界を盛り上げていってほしいですね。
5親等:二代目中村獅童
二代目中村獅童さんの父(初代中村獅童)が萬屋錦之介さんの兄にあたるので、五代目中村米吉さんとも従叔父(いとこおじ)の関係ということになります。
しなやかな立ち回りを得意にしている五代目中村米吉さんに対し、二代目中村獅童さんは豪快な役柄がピッタリ合うので、歌舞伎俳優としてのタイプは全く違いますよね。
演技の方向性は異なっているものの、仲はかなり良いようで、五代目中村米吉さんの結婚を祝福していたことが判明しています。
五代目中村米吉さんが妻・梓さんと結婚したことをインスタで公表した際、中村獅童さんが「祝祝祝」とコメントしていましたよね。
プライベートで親交が深いのは間違いないでしょうし、今後は歌舞伎の舞台での共演も増えていくのではないでしょうか。
6親等:初代中村隼人
初代中村隼人さんの祖父(四代目中村時蔵)と五代目中村米吉さんの祖父(二代目中村歌昇)が兄弟の間柄なので、2人は「はとこ」の関係性になっています。
ともに端正な顔立ちをしたイケメン歌舞伎役者としてテレビ出演する機会も多く、たくさんの女性ファンを抱えていますよね。
初代中村隼人さんのインスタを見てみると、五代目中村米吉さん(画像真ん中)と二代目尾上右近さん(画像右)との豪華なスリーショット画像が投稿されていました。
「はとこ」という遠い親戚関係ではありますが、五代目中村米吉さんと初代中村隼人さんはとても仲良しですし、舞台上でも息の合った演技を見せてくれていますよね。